仕事-病気

 

仕事をしていると人間関係からくるストレスや仕事の失敗、昇進降格などでうつ病になる可能性があります。一度なってしまうと働く意欲は薄れ、体調を崩し仕事を続けるのも難しくなってしまいます。そこで今回は仕事をするときの心の在り方を教えてくれるおすすめの本を5冊紹介します。心が元気であればうつ病になることもなく人生を楽しめます。

 

時代が経っても変わらない心構え

葉隠入門

出版 :新潮社
著者 :三島由紀夫
価格(税抜) :460円
ページ数 :221ページ
発売日 :1983/4
ISBN :9784101050331
Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入

自分の好きな仕事に就ければ幸せですが、人生は簡単にはいきません。生活のためあまり好きでない仕事に就くこともあります。そこで仕事を続けていると「このまま続けるか?それとも思い切ってやりたい仕事を始めるか?」という考えが浮かびます。その悩みを解決してくれるのがこの本です。

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」の一節が有名な、武士道の精神を説いた書である「葉隠」を、三島由紀夫が自身の切り口で解説しています。この一節は「武士は死ぬことに価値を見出すべき」という風に解釈されがちだが、実は違い、「武士はいつ死ぬかわからないので、日々を大切に生きよ」と解釈すべきだと言っています。

人生は一度しかなく過ぎてしまった時間は返ってきません。悩み続けて体を壊すくらいなら思い切った決断も必要です。今の生き方を見直すきっかけを与えてくれます。

 

適度なストレスは体の健康シグナル

ストレス「善玉」論

出版 :岩波書店
著者 :中沢正夫
価格(税抜) :1000円
ページ数 :261ページ
発売日 :2008/2/15
ISBN :9784006031626
Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入

仕事をしていると、自分一人で全てが完結することは稀で、多くの人が関わってきます。すると無茶な要求や責任を負わされることがありストレスが溜まります。ストレスは溜まりすぎると体に悪影響が出て悪いものと扱われがちですが、この本ではそんなストレスの見方を変えてくれます。

ストレスを感じる事は大切であり、自己防衛本能が自分にかかる無理な負荷をストレスとして認識させ、無理しない様に警告しています。ストレスが無くなれば良いのだから、無視してしまおうという考えを否定し、上手なストレスとの付き合い方が分かります。ストレスによる症状の対処法も書かれていて、安心できます

本文は専門的な内容も簡素な言葉で説明しているので、読んでいてストレスが溜まることはなく、電車の通勤時間に読めるボリュームです。

 

思い切った考えで元凶からおさらば

だったら「仕事」やめちゃえばぁ…!?

出版 :合同フォレスト
著者 :麻雅八世
価格(税抜) :1400円
ページ数 :182ページ
発売日 :2016/3/7
ISBN :9784772660624
Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入

今の仕事に不満があるけれど、辞めてしまうことによる不安の方が大きいから我慢をしている。そんな考えも、会社以外での生き方を知っていればなくなります。今より自由な生き方を提案し、自分が持っている本来の力を思い出させてくれます。

自分の時間を他人のために切り売りすることの不毛さや、金銭的に不自由なことの問題点を挙げ、会社を辞めても生きていける考え方を紹介しています。修得する考えは「気付く」「決める」「行動する」の3つで、どうすれば可能になるかという「ポッシブル・シンキング」が重要です。会社の給料以外からの稼ぎ方では、株や海外投資による利益や不動産所得などを例に挙げています。

選択肢が一つしかないと、行き詰ったときに対処ができませんが、複数あれば自分らしい生き方もできます。読めば心に良い刺激を与えてくれます。

 

予想と現実の違いを知る

心配事の9割は起こらない

出版 :三笠書房
著者 :枡野俊明
価格(税抜) :1200円
ページ数 :222ページ
発売日 :2013/8/22
ISBN :9784837925088
Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入

悩みの原因で大きな要因が心配事です。「電車が停まって遅刻したらどうしよう」「提出書類でミスがあったらどうしよう」など例を挙げればいくらでもあります。考えるほどに不安になり、仕事に集中できなくなってしまいます。そんな心配事との付き合い方が分かるのがこの本です。

大学教授で禅僧でもある著者が、やさしい語り口で人生のコツを教えてくれます。タイトルにもあるように、心配事が現実に起こる割合は低いです。では心配事をなくすにはどんな行動をとればいいかというと、「人と比べない」「今に集中する」「色眼鏡をかけない」などです。

当たり前の行動と思うかもしれないけれど、その当たり前が重要です。悩み事を減らす特効薬はなく、普段からの心構え次第で減っていきます。頭がもやもやするようなことがあったら、書かれていることを一つ実践してみましょう。肩の力が抜け落ち着きます。

 

イヤなことはエネルギーに変える

会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本

出版 :あさ出版
著者 :斎藤茂太
価格(税抜) :1300円
ページ数 :214ページ
発売日 :2016/5/12
ISBN :9784860638870
Amazonで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入

仕事をしていてイヤなことを感じない日があれば、どれだけ気が楽になるか。同僚と話していてもついつい会社のイヤなところがネタになってしまいます。そんなイヤという気持ちも、受け止め方次第でエネルギーに変えられることをこの本は教えてくれます。

基本の考えはピンチをチャンスに変えることです。どんなイヤなことでも必ず終わりがあり、後から振り返ってみると自分の成長につながっています。どん底まで落ちてしまえば、後は上昇しかなく、物事の本質も見えやすくなります。会社や人生の場面ごとに対処法が紹介され、自分に合ったものを見つけられます。

著者が日本でも有数の名医であったため、読んでいるとカウンセリングを受けている気持ちになり、読み終われば心がスッキリしています。イヤなことがあったらその都度読み返してエネルギーに変えていきましょう。