会社の上司とつき合い方がわかるおススメの本5冊

 

会社の上司は選ぶことができません。しかし上司によって出世のしやすさは変わってきます。上手くつき合わないと、真面目に仕事をして結果を残せても現状が悪化することもあります。悩んで休職や転職をしなくてもいいように、上司の扱い方を学ばなければいけません。今回は会社の上司とのつき合い方がわかるおススメの本を5冊紹介します。上司を使いこなせば、仕事ははかどり早めの出世も夢ではありません。

 

理不尽な要求はなぜ起こるのか？

上司は思いつきでものを言う

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どこの職場にも理不尽な要求をしてくる上司はいます。前と言っていることが真逆だったり、実現不可能な数字を要求したりと、真面目に取り組んでいては体も壊してしまいます。なぜこんなことを言うのか理由が分かっていれば、心は軽くなり余裕が生まれます。同僚で愚痴を言い合うのもいいけれど、原因を追究してみましょう。

この本では、組織の問題や経済の問題、歴史などに言及しながら、上司が思いつきでものを言う原因を探っています。序盤の「上司を馬鹿だと仮定したら」という文にあるように、視点を変えてみれば上司の言動にも一定の筋が見えてきます。自分だけの価値観で判断するのではなく、全体を俯瞰する視点から判断しましょう。

自分もいつかは部下を持つ立場になるのだから、言葉の真意を常に探るべきです。要求が理不尽と感じるのは説明が足りていないことが多いので、文句を言って時間を無駄にするくらいなら、上司を反面教師として自分のために役立てるといいです。

 

上司を上司として扱わない？

どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術

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嫌な上司がいるからと転職をしていては自分が不利になるばかりです。転職の理由説明で困りますし、どこにいっても傾向が違うだけで嫌な上司はいるから、また転職する羽目になります。そうならないために、上司自身を変えるのは難しいので、自分が変わるしかありません。

この本ではバカな上司は「お客様」として扱い、地力を鍛えるための方法を教えてくれます。初めから上司には期待せず、仕事は自分から学んでいきます。いくら期待はしないと言っても上司なのだから、体面的な扱いには注意を払い、報連相も怠ってはいけません。

上司がバカでも反発ばかりしていては進歩がありません。社会人としての基本は守り、結果につなげていけば自分自身のためになります。圧倒的な結果を残せるようになれば、上司も何も言えなくなってくるでしょう。

 

上手なつき合いは会話から

「おもしろい人」の会話の公式

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出世をするためには結果を残すことも重要だけど、上司に気に入られることも重要です。同じ結果を残すのでも上司に気に入られていれば、評価は高くなります。気に入られるために力を入れるべきは普段の何気ない会話です。どんな上司でも楽しく雑談ができ、会話が盛り上がれば印象に残りやすいです。

この本では「あまちゃん」や「サラリーマンNEO」などヒット作をつくる名監督が、仕事だけでなく、デートやプライベートでも使える「ウケる会話」のコツを教えてくれます。想定される場面が具体的で、実践すれば初対面の人とでも楽しく会話ができるでしょう。

楽しい会話に高いテンションは必要なく、受け答えの仕方や話題の振り方で、場の空気は変わります。楽しい会話ができないのを誰かのせいにせず、まずはチャレンジしてみましょう。心底嫌っていた上司とでも雑談ができるようになります。

 

自分を守るための専門家の知恵

身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本

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理由もわからないのに上司から攻撃を受けたことはありませんか？特に悪いことをしたわけでもなく目の敵にされると、同僚からは距離を置かれストレスで日常業務にも支障が出てきます。表面的な対策ではなく、根本的な解決をしないといつまでも悩みが続きます。

この本では対人関係療法専門の医師が、医学的に裏付けのある具体的なアドバイスをしてくれます。まず自分が気づいていないだけで、相手の脅威になっている部分を改善します。次に相手の攻撃をスルーする技術を身につけ、最後に対処する方法も身につけられます。攻撃は対面だけでなく、ネットからも行われるので普段の使い方にも注意が必要です。

上手く対策できれば、職場で「面倒な上司と一番うまくやっていける人」という評価を得ることもできます。対人関係のテクニックは「ずるがしこい方法？」と敬遠する人もいるかもしれませんが、悩んでいる人こそ実践した方がいいものです。

 

いつまでも良い人ではいられない

悪の出世学

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出世を望むのなら、いつまでも上司の言いなりになっているだけではいけません。時には思い切った行動をしなければ、その他大勢の平社員に埋もれたままです。現実は理想だけではうまくいかないので、政治力を身につければ、どんな会社でも上を目指すことができます。

この本は歴史上大きな力をもったヒトラー、スターリン、毛沢東の出世エピソードに触れながら、権力を掌握するためのノウハウを学べます。「手に負えない分野は無理をせず、適任者に任せる」、「勝てる相手としか戦わない」、「汚れた仕事をするときは共犯者を作り相手の弱みを握る」など、刺激的な内容が多いです。実行するには覚悟がいるけれど、効果的な手法です。

自分が偉くなって今の上司より上の立場になってしまえば、相手の態度も大きく変わります。いつまでも下手にいて嘆くのをやめて希望を持ちましょう。現状を覆す方法をしっているだけでも、上司とのつき合いが楽になります。